調べ学習・自由研究

4.骨を新しくする

 

動画:骨は生きている(動画)

左の大きな細胞が破骨細胞。いくつかの細胞が集まってできる多核細胞です。右の小さな細胞が骨芽細胞です。

骨には、古い骨を溶(と)かす細胞と新しい骨をつくる細胞がいて、新陳代謝(しんちんたいしゃ)を繰り返しています。これを骨のリモデリングといい、成長期が終わってもこの代謝は一生続きます。骨を溶かす細胞を“破骨細胞”、カルシウムなどを使って骨をつくる細胞を“骨芽細胞”といいます。[ ※ 絵本の中では、わかりやすくするために“溶かす”を“壊す”と表現しています。]

骨を新しくするスタートは、まず破骨細胞が骨に降り立ち、酸と酵素(こうそ)でカルシウムやコラーゲンたんぱく質などを溶かすところから始まります。
ついで骨芽細胞が、コラーゲンとリン酸カルシウム(アパタイト)などで骨をつくっていきます。
この「溶かす量」と「つくる量」のバランスが取れていることで、骨は健康な状態が維持(いじ)されます。骨は日々新しく生まれ変わっているのです。

しかし、カルシウムの摂取量が減って、血液中のカルシウムが不足気味になると、カルシウムを血液中に戻すために、骨をつくる骨芽細胞の働きよりも、骨を溶かす破骨細胞の働きが勝るようになります。
そうした状態が続くと、骨量(骨のカルシウム量)が減り、骨はどんどんスカスカになって弱くなってしまいます。