調べ学習・自由研究

1.骨の役割

骨は体重の約15〜18%を占め、全身には約200個の骨があります。それらの骨は、私たちの(1)体を支える、(2)動けるようにする、(3)体の器官を保護する、などの役割を持っています。骨は、強い衝撃にも耐えられるように丈夫で、なおかつ軽快な動きをするために、できるだけ軽くする必要があります。「軽くて丈夫」を実現するために、骨の外側はみっちりと詰まったかたい構造「緻密質(ちみつしつ)」、内側は空洞(くうどう)か、外力骨梁(こつりょう)という細い繊維(せんい)状の骨「海綿質(かいめんしつ)」という構造で力学的に補強(ほきょう)しています。

また、骨は構造的な機能の他に、(4)血液を作る場の提供、(5)カルシウムなどミネラルの貯蔵庫、という重要な役割を持っています。骨の中心部の空洞は骨髄腔(こつずいくう)といい、ここで血液の主要な成分である赤血球、白血球、血小板がつくられます。また骨は、体中の細胞が必要とするカルシウムを貯蔵し、細胞に安定供給するのに役立っています。

 

図1:骨の内部構造 図1:骨の内部構造

構造の特徴をよく観察してください。
図2:緻密質を拡大したところ 図2:緻密質を拡大したところ

上部の輪状の模様は、骨を新しくする過程で、破骨細胞(はこつさいぼう)がトンネルを掘り、骨芽細胞(こつがさいぼう)が埋めていった跡。骨細胞は骨の中に取り残された骨芽細胞由来です。